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【 依 頼 編 】  依頼する時に不安はないですか?

Vo.12 解決に裁判も考えていますか?
(依頼する時に、参考として知っていてほしい事。)

これから解決していくにあたって、考えてしまう事があります。

裁判 です。 あまりご存じない方は、漠然と裁判を思ったり、

その他の解決する方法が浮かばなかったりしますので、

簡単に触れておこうと思います。


話し合い〜裁判 までの4段階(簡易分類)

前項で考えた解決イメージを参考にして、下記のどれに該当する
か、考えてみてくださいね。

1.話し合い(お互いに信頼する個人を第三者として)
 ・相手との関係改善を願っている。相手もそう思っている。
 ・自分の主張は適切なところに収まれば良い。
 ・専門的知識は不要。 

2.話し合い(資格者を第三者として)
 ・相手との関係改善を願っている。相手もそう思っている。
 ・自分の主張は適切なところに収まれば良い。
 ・専門的な知識が必要

3.調停(裁判所や第三者機関による)
 ・相手との関係改善を願っている。相手もそう思っている。
 ・自分の主張は適切なところに収まれば良い。
 ・話し合いが無理。

4.裁判
 ・相手との関係改善を願わない。
 ・自分の主張を相手に認めさせたい。

さぁ、どれに該当したでしょうか?

1の時、もしお互いに信頼できる方がいるのなら、特に資格者に依頼する必要はありません。

2の時、必要とする専門的知識が何であるかが、どの資格者を選ぶかに影響します。このHPなら土地家屋調査士が多くなります。

3の時、司法書士又は弁護士に依頼します。 ただし、”話し合いが無理”っと思い込んでいる方が多いため、まず仲裁を依頼して

  からが良いと思います。 (トラブル時は 相手の悪いイメージばかりが 先行するという心理に 陥りやすいため。) 

4の時、司法書士又は弁護士に依頼します。 ただし、裁判のメリットとデメリットをしっかりと知った上で判断して下さい。

  安易に裁判をしたために、解決が難しくなることもあります。


これから依頼するとき、およそどこら辺かを知っておくことが大切です。


ほとんどの場合、1又は2 → 3 → 4 の順序で行います。

仮に自分だけの診断で”話し合い”は無理、と思われていても、必ず、”話し合い”の可能性を検討してほしいと思います。

可能性がたとえ僅かだったとしてもです。


”話し合い” のメリット

・当事者の意思が一番尊重される

・精神的負担 経済的負担 時間的負担が軽い


個人的な意見ですが、私は、裁判はお勧めしません。

土地境界が絡む裁判は、5〜10年もざらです。 判決は法律通りで融通も利かないため、 実現度が高いとは言えません。

裁判に勝ったのに解決できず、心に傷を残す方も多くいること・・・、 そんな話があった事だけ、覚えておいて頂けたらと思います。


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