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【 土地境界の知識診断の 解答 編 】

5.今まで土地の境界に対して費用を支払った事が無い?

今までそんなお金払ったこと無いのに、なんで今回に限って

こんなにお金が掛かるの?

よくそんな事を思われる方がいらっしゃいますが・・・

一般的に土地の取引の時に、境界線の位置を確認する

ので、ほとんどの方が、境界線に対してなんらかの費用を支払っ

ているというのが正解です。

今回支払っている事実に気がついただけかもしれませんね。

【 検証 】

◆なぜ境界線を決めて取引が行われるのか?

・仲介として不動産屋さんが入っているから

・売買当事者に対して、不測の損害を防ぐため

・登記して売買を行うため

・銀行等の融資を求める時の条件の一つだから

・境界トラブルを防ぐため


◆費用を払った記憶が無いのはなぜか?

・土地家屋調査士の存在をしらないから

・不動産屋さんが窓口になって話をしているため

・不動産の価格の一部と思っているため

・不動産価格が高額なので境界調査の費用が目立たないため

・トラブルが起こるまで、境界線を意識していないため
【 結論 】

意識する、しないに関わらず、境界線に対して費用を出しているからこそ、知らないうちに あなたの土地が守られているんですよ。

土地の売買をしていない方でも、過去に相続等があった際に、相続手続に一環として、境界線の調査や登記をしていたりします。

その時は税理士さんが窓口で話をしていたかもしれませんね。  


実は出費していたという事実を感じていただくために。  例えばこんなものお持ちでないですか?

・法務局保管の地積測量図

・筆界確認書 (お隣さんと押印して境界を決めた図面)

・丈量図又は求積図 (土地境界線を測量した図面)

・境界杭 (金属プレート・コンクリート杭・プラスチック杭等で現地に入っているもの)


これらは、タダで出来るものではありませんよ。 

もちろん古い土地は、境界杭が無くなっていたり、図面が境界線を復元することが難しくなっているかもしれません。 

昔の図面や境界杭がお粗末に感じることもあるかもしれません。

だからといって、全く無駄な出費だったと思わないでくださいね。 境界線に対しての意識は時代と共に変ってきています。 

その時代に合った方法で作られており、今のものと同じ程度に 役割を果たしてきたと言えるでしょう。


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